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SpeedFan が ASUSTeK ACPI ATK0110 に対応
SpeedFan 4.44 beta 4

SpeedFan 4.44 beta 4

きたか…!!

  ( ゚д゚ ) ガタッ
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/    /

ようやく、SpeedFan 1 が ASUSTeK の ACPI/ATK0110 に対応し、私が所有している ASUSTeK の R.O.G. マザーボードでハードウェアのモニターが可能となりました。これで ASUSTeK が配布している PC Probe II という大仰なソフトウェアをインストール必要性がなくなりました。スクリーンショットの撮影に使用したマザーボードは ASUSTeK Crosshair IV Extreme です

SpeedFan の主要設定画面
温度

センサーチップ ATK0110 から マザーボード(MB) ノースブリッジ(NB) サウスブリッジ(SB) オプション温度センサー1~3(OPT_TEMP1~3) CPU と温度が取得できているのがわかります

Temperatures
ファン

CPU ファン CHA_FAN1~3 OPT_FAN1~3 とマザーボードコネクタに接続できる PWM ファン全ての回転数が取得できているのがわかります

Fans
電圧

Vcore CPU/NB CPU/VDDA DRAM HT NB SB +3.3V +5V +12V と各種電圧値が取得できているのがわかります

Voltages

  1. 対応しているのはβバージョンで、このバージョンをダウンロードするには Beta Area でダウンロード可能ですが、SpeedFan 公式サイトでユーザー登録する必要があります。ユーザー登録には電子メールアドレスが必要です
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Windows7 x64 での Intel 82583V(e1q62x64.sys) BSOD 多発病
Windows7 x64 での Intel 82583V(e1q62x64.sys) BSOD

Windows7 x64 での Intel 82583V(e1q62x64.sys) BSOD

我が常用PC の Windows XP SP3 (x65) から Windows 7 Ultimate SP1 (x64) への移行は今現在終了したのですが、32bits 環境ではまったく発生しなかった ASUSTeK Crosshair IV Extreme のオンボード LAN である Intel 82583V(e1q62x64.sys) が BSOD 多発病が発生したので、その時の回避策を記述します

Intel 82583V(e1q62x64.sys) での BSOD 多発病は Windows XP SP3 (x86) 32bits 環境ではまったく発生してなかったので、64bits の Windows 環境固有の問題と思われます

現在 (2011/04/15) Intel 82583V(e1q62x64.sys) のドライバーが入手可能先は以下の表のとおりです


入手先バージョン
Intel_LAN_V117321003.zip

ASUSTeK サイトからダウンロードできるドライバ。ファイルバージョンでは現在 (2011/04/15) のところ最新。内容はドライバーのみで VPN などのユーティリティは入っていません。また、インストールはデバイスマネージャーから行います。このドライバファイルはβベージョン扱いの為か、デジタル署名が入っていないので、インストール時に警告が出るが無視してそのままインストールします

11.7.32.1003

11.7.32.1003

PROWinx64.exe (16.1)

Intel のサイトからダウンロードできるドライバ + ユーティリティ。このドライバでは BSOD が発生する

11.7.32.0

11.7.32.0

Intel_Lan_V11470_XpVistaWin7.zip

ASUSTeK サイトからダウンロードできる初期のドライバ + ユーティリティ。このドライバでも BSOD が発生する

11.4.7.0

11.4.7.0

表.1 Intel 82583V(e1q62x64.sys) の入手先一覧表

以上、3点のドライバーがダウンロードできるが、一番上のファイルバージョン 11.7.32.1003 の ASUSTeK サイトからダウンロードできるβバージョンのドライバーをインストールことで解決しました。VPN などのユーティリティ関係はありませんが、私の環境ではまったく無用なので、当面はコレで使っていきます

それにしても、BSOD にお目にかかるなんて Windows 2000 を使っていた頃から久しぶりに遭遇しましたよ…('A`)

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ASUSTeK Crosshair IV Extreme : Part I

2010/11 月頃に、ほぼ発売と同時に購入したマザーボードです。これを購入するにあたって M4N98TD EVO も考えたんですが、常用PC で R.O.G. シリーズのマザーボードを使用したことがなかったのと Lucidlogix の HydraLogix 200 搭載という事でコレに決めました

クセのあるやつ。素人にはお薦めできない

購入時にショップの店員にクセのあるチップセットですよ。と、言われたんですが、メーカー製、BTO すら買ったことない私にとってはむしろ望む所です。現在は OS に Windows XP SP3 x86 を入れて使用していますが、本ブログの過去の記事にでも触れてる様に Windows 7 Ultimate SP1 x64 に移行するので、Lucidlogix 関係の記事は後日投稿するつもりです

今現在(2011/02/26) BIOS のバージョンが 2010/11/19 0502 で止まっていますが、やはりこれは、Intel の Sandy Bridge がコケて、その対応に追われているか、UEFI に切り替える為の作業なのか、はたまたその両方なのかは判りませんが、更新が止まっています。これは、このマザーボードに限らず、ASUSTeK 製マザーボード全般に言える事だと思います


ASUSTeK Crosshair IV Extreme BIOS Extreme Tweaker

ASUSTeK Crosshair IV Extreme
BIOS Extreme Tweaker

右の写真のように現在の最新 BIOS(0502) では、AMD Phenom II X6 1100T Black Edition では CPU Level Up 機能が使えません。1090T では使える事は確認済です

で、このマザーボードの特徴を大雑把と言うか、概要を羅列すると…

  • nVIDIA, ATi 両方のビデオカード混載して Multi GPU システムを構築できる
    これは、nVIDIA SLI や ATi CrossFire で必須となっていたブリッジケーブルが不要という事です。また、nVIDIA SLI の様に GPU の型番、GDDR メモリの容量が一致していないといけないなどの強い縛りがありません。また、Single, Dual, Triple, Quad 構成にできますが、それぞれビデオカードを差す PCIe スロットが決まっています
    • nVIDIA 製ビデオカードだけで構築した Multi GPU システムを N-Mode と言います
    • ATi 製ビデオカードだけで構築した Multi GPU システムを A-Mode と言います
    • nVIDIA, ATi 製ビデオカード混載で構築した Multi GPU システムを X-Mode と言います
  • USB 3.0 をいちはやく(多分世界初?) 実装した AMD 890FX チップセット
  • マザーボード上のファンコネクタは CPU を含めて全部で8個。しかも、全て PWM 対応。その内 2つは ASUSTeK の独自機能である Q-Fan 対応
  • AMD 890FX でサポートされるストレージは SATA3(6Gib/s) 6ポート。他に JMicron による eSATA 2ポート、SATA 2ポート装備。JMicron 実装分の SATA は全て 3Gib/s
  • 何故か Marvell でも Realtek でもない Intel の 82583V Gigabit LAN を装備

訳のわからん IDE モードにおける SATA Drive Detect Order

ASUSTeK Crosshair IV Extreme SATA Drive Detect Order

ASUSTeK Crosshair IV Extreme
謎の SATA Drive Detect Order

右の写真を見てわかるように、SATA ドライブの検出の順番が変です。と言うか、かなりおかしいです。5 → 6 → 1 → 3 → 2 → 4 と、かなり変です。IDE モードでしか確認していませんが、後日 AHCI モードでも同じなのか検証してみます

私の場合新しく PC を組んだら ページファイル、プログラムやアプリケーション、データ 等を格納していたディスクは物理的に別に分けていたので、OS をインストール&設定し終わった後に一気に接続して Windows を起動し、エクスプローラーやディスク管理で見てみると、接続順序がバラバラになっていて、なんでだろうと BIOS のポストメッセージを見てたら右のような状態だったのです。ただ、検出された順番にきちんと接続しても、Windows がドライブレターを割り振る順番は、どうやら非同期で動作している為なのか、検出された順番とは決まっていないので、余計混乱しました


ASUSTeK Crosshair IV Extreme SATA Drive Detect Order

ASUSTeK Crosshair IV Extreme
AHCI モードにおける SATA Drive Detect Order

AHCI モードだと接続番号順に検出される事を確認しました

関係ないですが、この BIOS POST メッセージの撮影に苦労したんですが、実はこの BIOS POST メッセージが表示されている時に Pause/Break キーが効く事が判りました…('A`) 必死に何度もリセットして、連写してた苦労は一体…('A`)


ハードウェアの重要部分がモニターできない

ハードウェア系モニターに Samurize (未だにこれを使ってます) と組み合わせて SpeedFan を使用しているのですが、肝心の情報ソースである SpeedFan が FAN の回転数はおろか、もっとも欲している情報である電圧値がまったく取得できずに困っています。現在の stable 版が 4.42 なんですが、そのまま起動すると PC がフリーズ…('A`) /NOSMBSCAN コマンドパラメーターにて起動するも、取得される電圧値がデタラメだったり…新しい beta がリリースされるたびに試しているんですが、その度に作者にレポートを送っている始末です。これは、気長に対応を待つしかないと判断。因みに Samurize と連携できるこの種のモニターツールは、ほとんど皆無と言っていいほどありません。あったとしても Samurize のプラグインが古くて動作しなかったりします

SpeedFan 4.43 beta 12
SpeedFan 4.43 beta 12

次回は…

次回は、Windows XP SP3 x86 上での各ベンチマークの記事を掲載したいと思います

更新履歴

日付内容
2011/03/02 (水)SATA Drive Detect Order の項目に AHCI モードにおける部分を追加
2011/02/27 (日)ハードウェアの重要部分がモニターできない の項目を追加
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