我が常用PC の Windows XP SP3 (x65) から Windows 7 Ultimate SP1 (x64) への移行は今現在終了したのですが、32bits 環境ではまったく発生しなかった ASUSTeK Crosshair IV Extreme のオンボード LAN である Intel 82583V(e1q62x64.sys) が BSOD 多発病が発生したので、その時の回避策を記述します
Intel 82583V(e1q62x64.sys) での BSOD 多発病は Windows XP SP3 (x86) 32bits 環境ではまったく発生してなかったので、64bits の Windows 環境固有の問題と思われます
現在 (2011/04/15) Intel 82583V(e1q62x64.sys) のドライバーが入手可能先は以下の表のとおりです
入手先 | バージョン |
Intel_LAN_V117321003.zip ASUSTeK サイトからダウンロードできるドライバ。ファイルバージョンでは現在 (2011/04/15) のところ最新。内容はドライバーのみで VPN などのユーティリティは入っていません。また、インストールはデバイスマネージャーから行います。このドライバファイルはβベージョン扱いの為か、デジタル署名が入っていないので、インストール時に警告が出るが無視してそのままインストールします |
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PROWinx64.exe (16.1) Intel のサイトからダウンロードできるドライバ + ユーティリティ。このドライバでは BSOD が発生する |
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Intel_Lan_V11470_XpVistaWin7.zip ASUSTeK サイトからダウンロードできる初期のドライバ + ユーティリティ。このドライバでも BSOD が発生する |
以上、3点のドライバーがダウンロードできるが、一番上のファイルバージョン 11.7.32.1003 の ASUSTeK サイトからダウンロードできるβバージョンのドライバーをインストールことで解決しました。VPN などのユーティリティ関係はありませんが、私の環境ではまったく無用なので、当面はコレで使っていきます
それにしても、BSOD にお目にかかるなんて Windows 2000 を使っていた頃から久しぶりに遭遇しましたよ…('A`)
2010/11 月頃に、ほぼ発売と同時に購入したマザーボードです。これを購入するにあたって M4N98TD EVO も考えたんですが、常用PC で R.O.G. シリーズのマザーボードを使用したことがなかったのと Lucidlogix の HydraLogix 200 搭載という事でコレに決めました
購入時にショップの店員にクセのあるチップセットですよ。と、言われたんですが、メーカー製、BTO すら買ったことない私にとってはむしろ望む所です。現在は OS に Windows XP SP3 x86 を入れて使用していますが、本ブログの過去の記事にでも触れてる様に Windows 7 Ultimate SP1 x64 に移行するので、Lucidlogix 関係の記事は後日投稿するつもりです
今現在(2011/02/26) BIOS のバージョンが 2010/11/19 0502 で止まっていますが、やはりこれは、Intel の Sandy Bridge がコケて、その対応に追われているか、UEFI に切り替える為の作業なのか、はたまたその両方なのかは判りませんが、更新が止まっています。これは、このマザーボードに限らず、ASUSTeK 製マザーボード全般に言える事だと思います
右の写真のように現在の最新 BIOS(0502) では、AMD Phenom II X6 1100T Black Edition では CPU Level Up 機能が使えません。1090T では使える事は確認済です
で、このマザーボードの特徴を大雑把と言うか、概要を羅列すると…
右の写真を見てわかるように、SATA ドライブの検出の順番が変です。と言うか、かなりおかしいです。5 → 6 → 1 → 3 → 2 → 4 と、かなり変です。IDE モードでしか確認していませんが、後日 AHCI モードでも同じなのか検証してみます
私の場合新しく PC を組んだら ページファイル、プログラムやアプリケーション、データ 等を格納していたディスクは物理的に別に分けていたので、OS をインストール&設定し終わった後に一気に接続して Windows を起動し、エクスプローラーやディスク管理で見てみると、接続順序がバラバラになっていて、なんでだろうと BIOS のポストメッセージを見てたら右のような状態だったのです。ただ、検出された順番にきちんと接続しても、Windows がドライブレターを割り振る順番は、どうやら非同期で動作している為なのか、検出された順番とは決まっていないので、余計混乱しました
AHCI モードだと接続番号順に検出される事を確認しました
関係ないですが、この BIOS POST メッセージの撮影に苦労したんですが、実はこの BIOS POST メッセージが表示されている時に Pause/Break キーが効く事が判りました…('A`) 必死に何度もリセットして、連写してた苦労は一体…('A`)
ハードウェア系モニターに Samurize (未だにこれを使ってます) と組み合わせて SpeedFan を使用しているのですが、肝心の情報ソースである SpeedFan が FAN の回転数はおろか、もっとも欲している情報である電圧値がまったく取得できずに困っています。現在の stable 版が 4.42 なんですが、そのまま起動すると PC がフリーズ…('A`) /NOSMBSCAN コマンドパラメーターにて起動するも、取得される電圧値がデタラメだったり…新しい beta がリリースされるたびに試しているんですが、その度に作者にレポートを送っている始末です。これは、気長に対応を待つしかないと判断。因みに Samurize と連携できるこの種のモニターツールは、ほとんど皆無と言っていいほどありません。あったとしても Samurize のプラグインが古くて動作しなかったりします
次回は、Windows XP SP3 x86 上での各ベンチマークの記事を掲載したいと思います
日付 | 内容 |
2011/03/02 (水) | SATA Drive Detect Order の項目に AHCI モードにおける部分を追加 |
2011/02/27 (日) | ハードウェアの重要部分がモニターできない の項目を追加 |