Windows 7 に移行してから、インストールメディアの作成には RT Se7en Lite なるソフトを使ってきましたが、一向に更新されないのと使い勝手の悪さが気になって、Windows7 のインストールメディアの作成には Win Toolkit を使ってみる事にしました。この記事はリファレンス的なものではなく、使用した時の模様を記事にしたものです
USB インストールメディアを作成する際に、実際にインストール実験に使用しるターゲットとなる PC のハードウェア構成です
CPU | AMD FX-8150 |
Motherboard | CROSSHAIR V FORMULA |
RAM | DDR3-1600 4GB*2 = 8GB |
VGA | msi N560GTX-Ti Hawk |
HDD | HGST 80GB SATA1 |
実際にインストールイメージの構成は SSD にインストールする事を前提に構成しています
Win Toolkit を起動すると、右の様なウィンドウが表示されます。先ずは、左に表示されているメニューボタンの Options をクリックします
Options ウィンドウを開いたら、Main タブの部分は特に変更する必要はありません。Misc タブを選択して、以下の項目を設定します
上記、3つの設定項目に設定するディレクトリーは物理的に違うディスクに設定することをお勧めします。それによって、インストールイメージの作成時間が短縮されます。設定が終わったら Apply Settings をクリックして、設定画面を終了します
さて、次は Update/Hotfix 等をダウンロードする為に Downloads をクリックし、Update Catalog をクリックします
Update Catalog ウィンドウの Type: の部分をターゲットなる Windows のタイプを指定し、Search ボタンをクリックすると、右の画像の様になります。ウィンドウ下部の Download ボタンをクリックするとファイルのダウンロードが開始されます
個別に Update/Hotfix ファイルを持っているなら、ここでダウンロードする必要はありません
以上で、インストールイメージを作成する為の Win Toolkit の準備が完了と言った所です
Main タブ > Basic タブとクリックし、All-In-One Integrator ボタンをクリックします。因みに All-In-One Integrator 部分には前回、インストールイメージの作成にかかった時間が表示されるようになっています
All-In-One Integrator クリックすると、右の様なウィンドウに移り、install.wim を選択する画面になるので、あらかじめ Windows7 DVD イメージを HDD にコピーしておいたディレクトリ sources 内の install.wim を指定します
Image Name の項目から、インストールするエディションを選択し、ウィンドウ下部の Select... をクリックします
次にプリセットの読み込みウィンドウに移りますが、初回だと右の画像の様に何も表示されないので、下部の Continue (No Preset) をクリックします
すると、All-In-One Integrator の設定画面になるので、Basic と Advanced の各項目を設定したり、インストールイメージの作成に必要なファイルを追加していきます。右の画像は前述のターゲット PC に則した設定内容です
設定項目の詳細を述べると…
全ての設定が終了したら、上部の Presets をクリックして設定内容を保存しておきます。そして Start をクリックすることによってインストールイメージの作成が始まります。PC環境にも左右されますが、1時間以上はかかるものと覚悟しておきましょう
無事終了したら、Windows7 の DVD イメージを HDD にコピーしたものが更新されているので、それを USBメモリーにコピーしてインストールメディア作成は終了です