本ブログで度々出てくる Win Toolkit を使用するにあたって DISM が必須ですが、この DISM をインストールする為には、以下の2つにのコンポーネントのインストールが必要です。また、本記事は Windows 7 SP1 を前提にしています
Windows Management Framework 5.1 のインストールは上記の1番の ZIP アーカイブファイルを解凍すると、Win7AndW2K8R2-KB3191566-x64.msu と PowerShell 用のスクリプトファイルの2つのファイルが展開されますので、前述の Win7AndW2K8R2-KB3191566-x64.msu をエクスプローラーからダブルクリックするか、以下のコマンドをコマンドラインから入力して、インストールを行いますが、以下の条件を満たしていれば、同梱されている PowerShell スクリプト (Install-WMF5.1.ps1) を実行する必要はありません
Start /WAIT /HIGH WUSA Win7AndW2K8R2-KB3191566-x64.msu /quiet /norestart
インストールが終了したら、PC を再起動し、以下の様にコマンドプロンプトから PowerShell を起動し、バージョンを確認します
C:¥>powershell
Windows PowerShell
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PS C:¥> $PSVersionTable
Name Value
---- -----
PSVersion 5.1.14409.1005
PSEdition Desktop
PSCompatibleVersions {1.0, 2.0, 3.0, 4.0...}
BuildVersion 10.0.14409.1005
CLRVersion 4.0.30319.42000
WSManStackVersion 3.0
PSRemotingProtocolVersion 2.3
SerializationVersion 1.1.0.1
PS C:¥> exit
C:¥>
Windows Management Framework 5.1 のインストールが終了したので、これでようやく Windows ADK for Windows 8.1 がインストールできます。と言うのも、これのインストール前提条件が PowerShell 3.0 がインストールされていなければならないからです
上記の2番からオフラインインストーラー adksetup.exe をダウンロードし、実行します。先ずは下記画像の様に全パッケージをダウンロードします
ダウンロードが終了したら、上記画像の例で言うと E:¥download¥Windows Kits¥8.1¥ADK ディレクトリ内の adksetup.exe を実行しインストールを再開します。下記画像のように Deployment Tools を選択し、インストールを実行します
インストールが終了したら、以下のコマンドをコマンドプロンプトから入力し、インストールした DISM が優先的に動作する様に環境変数 PATH を設定します。斜体部分は Windows ADK 8.1 をインストールしたディレクトリに置き換えます
SETX /M PATH "C:¥Program Files (x86)¥Windows Kits¥8.1¥Assessment and Deployment Kit¥
Deployment Tools¥amd64¥DISM;%PATH%"
2018年08月15日(水) 00:00:11
2018年08月17日(金) 12:21:52
DISM, Win Toolkit, Windows ADK, Windows Management Framework