メディアプレイヤーや音楽転送について気付いた事などのメモ
自分で MPEG4 ファイルへの変換及びエンコードする PC 環境を持っているならば、BeatJam、USBホストドライバー、My Mobile V2 などはインストールする必要はありません。以下に、その為の必要な機器とソフトウェアを紹介します
- microSD メモリーカード
本体メモリーは使えてせいぜい 50MB 強。たったこれっぽっちの容量じゃ話にならないので microSD カードを用意しましょう。A-DATA ADT-microSD 2GB などは安くてお薦め。私もコレを使ってます。あと、必ず SDカードアダプターが付属している物を用意。(大抵は付属していますが…) まぁでも、メーカー、価格などは好みで
- メモリーカードリードライター
私の場合は PC を組む際には こういうモノ を付けるのが慣例なので…
USBホストドライバーをインストールし、本体と PC を USBケーブルで接続しての転送も可能ですが、話にならないほど転送が遅いので、1 本体は PC に接続せずに直接 microSD カードを操作する方がずっと速いので、メモリーカードリードライターは強く推奨します
- 音楽ファイル転送 for SoftBank Mobile
アートワーク、タグ設定、ファイル転送、MPEG3 から MPEG4 への変換などを行うフリーソフトウェア。(最近、更新止まってますな…) アートワークやタグ情報を必要としない人は、特に必要ありません
- 携帯電話本体
当たり前だ。コレがなきゃ話にならなりません
- MPEG4 へ変換及びエンコードするソフトウェア
まぁ、これはほんとに色々あるので、全部は紹介しきれないので、自分に合ったモノを使うのがいいと思います。私は foobar2000 を使ってます。普段は可逆(WAVE, FLAC, TAK) で音楽を聴いているので、foobar2000 を用いて MPEG4 へ変換しています。foobar2000 から起動されるエンコーダーは NeroDigitalAudio の neroAacEnc.exe を使用しています
何故 BeatJam じゃないのか?
- パフォーマンス
起動も処理も重いとの事。私の環境ではあまりストレスは感じはしませんでしたが、ロースペックの PC だとキツいとの事
- 訳の解らんエンコーダー
foobar2000 の様にエンコーダーを自分で選択できないので、音質にこだわりたい人にとっては致命的。実際、あまり音質もよくないようです
- OpenMG が勝手にインストールされます
BeatJam と他の OpenMG を使用しているソフトウェアが競合を起こして動作しないケースが考えられます
- 転送対象の音楽ファイルは 128kbps 固定
BeatJam では高ビットレートへのエンコードが可能なのに、いざ転送しようとすると、128kbps へ強制変換されます。ヘッダーを偽装して回避できるようですが、面倒臭い…
音楽転送をしていて、気付いたこと
- タグ情報は独自
foobar2000 や mp3tag で設定した標準的に使用されているメタデータはことごとく無視されます
- タグ情報のタイトルに半角スラッシュ(/) が入っていると本体で認識されません
microSD カードや本体への転送はできるが、何故かタグ情報のタイトルに半角スラッシュ(/) が入っていると、本体で認識されません。BeatJam では転送時にエラーを起こします
- 本体でのトラックでのソートの基準が意味不明
本体で転送した音楽ファイルのプロパティを見るとトラック番号などの情報が表示されませんが、何故かソートメニューにトラック順でのソートができる。何を基準にソートされているか不明。説明書にも記述無し。おまけに他のソート項目では昇順、降順の指定はあるのに、この項目にはありません。試しにメタデータや BeatJam でトラック番号を設定しても、その通りにソートされない
- リスト情報更新した後の再生は再生履歴が参照される
新たに音楽ファイルを追加転送した後に メディアプレイヤー ボタン長押しで直前に再生していた曲が最初から再生されるますが、そこで参照される音楽リストは再生履歴となってしまいます
参照
更新履歴
日付 | 内容 |
2008/07/05 (土) | リンク先や文面を修正 |
- 今日もガクリ('A`) » SoftBank 912T とメモリカード を参照