携帯電話ネタが続いてます…('A`)
以前に 912T メディアプレイヤー 覚え書き と
912T 音楽ファイル転送手順 で、
カードリーダーモードでの転送が洒落にならないぐらい遅いと書きましたが具体的なデータを示してなかったので、
その時に取ったベンチマーク結果を載せておきます
ベンチマークのデータを取得するのに使用したソフトウェアは HD Tune です。 ベンチマークの対象になるメモリーカードは A-DATA の Super microSD の 2GB です
ここで言うメモリーカードリードライターと言うのは、PC に USB にて接続したものです。 PC で使用している USB インターフェイスカードは ラトックシステム の REX-PCIU4 です。 また、メモリーカードリードライターは OWLTECH の FA404MX を使用しました
メモリーカードをセットして、HD Tune を起動。ドライブリストの中から Generic STORAGE DEVICE (2GB) を選択し、 ベンチマークタブの Start をクリックして、ベンチマークを開始します。結果は平均で 7.2 MB/sec とまぁ、こんなもんでしょう
912T でのテストは USB ホストドライバ を PC にインストールしておき、912T にメモリーカードをセットして PC と接続し、 カードリーダーモードで接続。すると、PC 側で新たに USB Mass Storage Device が認識されるので、 HD Tune を起動。ドライブリストの中から Toshiba Mass Storage (2GB) を選択し、 ベンチマークタブの Start をクリックして、ベンチマークを開始します。結果は平均で 0.5 MB/sec …ちょ、ちょっと…あまりにも酷いです('A`)
以上の結果からみても、912T でのメモリーカードのアクセスはメリットなさそうです。あくまでも緊急措置として使う程度でしょう。 無理矢理メリットを挙げるとしたら 912T 本体からメモリーカードを取り出さなくてもいいってことだけでしょうか。 912T をカードリーダーモードで接続している間は オフラインモード になるので、着発信は勿論の事、Web、メールも使えませんし、(そもそも、接続の強制切断以外の操作はできません) Bluetooth も終了しないと接続できないという仕様です。単なるアクセスが滅茶苦茶遅い USB Storage Device として動作する事だけです